WCK Meeting vol.53「動画コンテンツ×アイデアソン」レポート
2017年9月2日(土)〜 3日(日)の2日間に渡って、WCK Meeting vol.53「動画コンテンツ×アイデアソン」が開催されました。
場所は自然溢れる「ほっと平山」。WCK初の合宿でしたが、自然に囲まれた静かな環境で2日間じっくりと動画コンテンツ制作を学ぶことができました。
「ほっと平山」は廃校になった小学校の木造校舎を利用した体験型宿泊施設になっています。山間のダム湖畔にあり、自然の中に囲まれた癒しの場所にもなっています。動画の撮影と制作には最適な環境でした。
今回のWCK Meetingでは講師として、安部 貴士さん(株式会社火燵 代表取締役)をお招きました。
前半では動画制作の基本を学び、後半は2チームに分かれてアイデアソン形式で動画コンテンツの制作までを行い、制作した動画を発表しました。
どのタイミングでどの動画をつくるか
前半は、安部さんによる講義で始まりました。
ただ闇雲に動画コンテンツを作ればいいというわけではなく、いかにコンテンツ戦略として動画を活用していくか、そのためにはどのタイミングでどんな動画を作れば効果に繋がるかなどを学びました。
Googleの3Hコンテンツ戦略
Googleの提唱する3Hコンテンツ戦略をご存知でしょうか?
動画マーケティングのコンテンツ設計のヒントとして、ぜひ押させておきたいのがこの3Hコンテンツ戦略です。
Googleは、顧客として獲得したいターゲット層に応えるコンテンツを提供することが重要だとしています。そのコンテンツを「Hero」「Hub」「Help」という3種類に分類したものを3Hコンテンツ戦略とよびます。
・Hero・・・認知拡大と拡散を目的。バズる動画。
・Hub ・・・ブランドとターゲットを繋ぐプッシュ型コンテンツ。
・Help ・・・ニーズに応える。ハウツー動画。
安部さんからそれぞれの事例を挙げて、わかりやすく説明していただきました。
動画アイデアソン
後半は、5名ずつの2チームに分かれて、実際にコンテンツ動画を作るアイデアソンを行いました。
お題は「ほっと平山」の紹介動画。「ほっと平山」のスタッフの方に施設内を案内していただいたり、解決したい問題点などをお話していただいたあと、チームごとに企画から始めました。
企画のあとは、ロケハン、スマホでの動画撮影、動画編集を2日間かけて行いました。
試行錯誤しながらも、2日目のお昼には制作した動画の発表までたどり着くことができました!
ドローンを使っての空撮を使った動画や、想像を上回るインパクトの強い面白い動画も完成していました。
この合宿を受ける前と受けたあとでは、動画コンテンツに対する意識が変化したような気がします。
「売り上げに結びつく動画はどう作ればいいか」、「どうやったら動画で稼げるか」、「どこから手をつけていいのかわからない」など現場のリアルな悩みを解決する糸口になったのではないでしょうか。
動画編集ソフトの使い方も一通りマスターでき、コンテンツ戦略を意識しながら動画コンテンツを企画する大切さも実感した勉強会になりました。
2日間に渡り、ご参加いただいたみなさん、安部さん、ありがとうございました!
この合宿では、他にもいろいろな体験ができました!
ドローン体験
ドローンを用意していただきました。
初めてドローンに触ったという人も多かったと思います。触ったら欲しくなっちゃいますね。
ドローンでの空撮をうまく動画に取り入れたチームもありました。
合宿のお楽しみ
昼食は石釜でピザ焼き体験。
夜はBBQ・花火で夏を満喫しました!
写真撮影:上野洋平(notch)