WCK Meeting Vol.83「新春ライトニングトーク大会2021」のレポート

毎年恒例となった新年LT大会。今年も11名の方に登壇申し込みをいただき、空き家から組込み技術まで様々なライトニングトークが展開されました。

15分 ライトニングトーク x 8本!

前半の4名がコミュニティ関連のお話で、後半の4名が新規事業のお話と昨年取り組んだ事業の振り返りのお話でした。

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トップバッターはJBUG広島の中道さんのオンライン勉強会のお話


タイトルも今の御時世を表している「勉強会がオンライン化したけど、これってチャンスか?」というタイトルで、オンラインだからこそ参加できたという都会の勉強会の話で、地方から思い切って飛び込んでみた結果、思っていたよりも楽しく学びが多かったので、この日このイベントに参加された方にも「勇気を持って是非一歩踏み出してみて」というメッセージの内容でトップバッターに相応しい場を盛り上げてくれる内容でした!

ナカミチカズシさんより告知↓
・JBUG広島
https://jbug.connpass.com/event/199834/

・Backlog World 2021
https://jbug.info/backlogworld2021/

 

まんまる高知の山本さんのコミュニティ活動のお話


まんまる高知という高知のミレニアル世代が集まって作られたコミュニティのお話で、組織がピラミッド型ではなくメンバー同士が職種や立場を超えて対等にフラットにコミュニケーションをしているというのは素晴らしいなと思いました!

学校に出向いてのキャリア授業など、地域課題を解決するための取り組みも沢山やられていて、2021年の取り組みも楽しみです!

 

高知工科大学の高橋さんのRunDo!のお話


ご自身の過去の失敗談から自分が変わるきっかけとなった話をしていただきました。
今の学生は「出会い」が整っていないという課題に気が付き、「人」「情報」「組織」との出会いを整えていく活動をRunDo!というコミュニティの中でやっているという話でした。
とても学生とは思えないほど落ち着いたスピーチで、堂々とされていてチャットも大いに盛り上がる圧巻のスピーチでした!

RunDo!のインスタグラムのアカウントはこちら↓
https://www.instagram.com/rundo2020125/

RunDo!より次回イベントの告知↓
・ゆすはら未来フェス2021
https://sites.google.com/view/rundokochi/

 

前半戦最後の登壇は弘瀬さんの地域応援コミュニティのお話


2020年のコロナ禍で苦しんだ飲食店さんの応援プロジェクトとして発足したコミュニティでこれまでやってきたことを色々お話をしていただきました。特に印象的だったのは飲食店さんの情報発信をコミュニティの運営者が一方的にしていくだけではなく、双方向にコミュニケーションをとれるSNSグループを作り、運営していく中で勝手に参加者同士で情報交換が始まってきて、困っている方を助けてくれる方がどんどん現れてきているというお話でした。

運営のスタッフさんたちには沢山の苦労があると思うのですが、こうした地域のために本気で頑張る人がいると心温まりますね!

 

後半戦のトップバッター有安さんの新規事業「ONE HOME」のお話


「自分の得意は誰かの苦手」で「自分の苦手は誰かの得意」ということで、人脈が広い有安さんならではの人と人をつなげるワークシェアサービスONE HOMEのお話をしていただきました。

また、将来的にはシェアオフィスを作って、そこに行けばWebデザイナーや営業、カメラマンなど様々な職種のフリーランスの方がいて、そこでワンストップで色々なものが解決できるような場所づくりを目指しているという素敵な構想のお話をしてくださいました。

チャット欄も盛り上がっていて、活用したい!という声もあがっていました。

シェアオフィスでキャンプしたりBBQしたりすることも考えているそうで、出来上がったらキャンプしにいきたいなぁと思いました。

 

[スタパ!]スターティングPCスクール代表の土居さんのお話


2024年度を目処に大学入試はCBT試験および情報科目の新設が予定されていて、その中でもプログラミング教育の分野ではオンラインスクールを運営している土居さんはとても毎日忙しい日々を過ごされていて、もっと民間事業者が教育現場に介入し新しい学びのカタチを創っていく必要があるというお話をされていました。

ただ、土居さんの登壇でもっとも印象的だったのは「WCK=怖い」というイメージがあったというお話でした(笑)

WCKの勉強会に行って下手なこというとエルボーが飛んできそうというイメージだったというお話をされたときは笑いが起こっていました。

「WCKってたしかにプロレス組織の名前みたい」など、コミュニティの名前や雰囲気が外にどういうふうに伝わっているのかっていうことが実感できて、ある意味とても収穫のあるお話でした(笑)

 

Studio litlo横田さんの”「越災楽祭」プロジェクト”のお話


「StartupWeekend高知」というコミュニティで集まったメンバーと一緒に、知恵や経験をつくるワークショップの企画や実験をはじめたというお話で、必ず来るであろう大震災に備える防災を考えるだけではなく、災害が起きた後に、どうやって乗り越えて強く楽しく生きていくのかということを考えようというお話でした。

実際に防災グッズなどを使って段ボールでベッドを作ってみたりするなどの体験型ワークショップをされているというお話はとても興味深く感じました。

実際に、大震災を経験したことがないので、災害が起きた後にどういうことが起きるのか何が必要なのか、そしてどうやって乗り越えていくのかについて、改めて考えさせられるテーマでした。

 

最後はシフトプラスの鈴木さんの ”アウトドアサウナ×地方創生” のお話


今流行っているアウトドアサウナのお話なのですが、鈴木さんは高知県独自のアウトドアサウナの取り組みを考えられていて、四万十のヒノキなどの間伐材を使ったサウナを開発し、地元の製材所で加工して、地元の大工さんがサウナを組み立てて、エンドユーザーに提供するというスキームで新たな取組にチャレンジされているというお話でした。
林業、製材業、建築業、さらにはイベント・観光業も巻き込む構想でとても面白そうでした!
四万十川の河川敷で四万十ヒノキで作られたサウナで温まって、四万十川にドボーンするとめっちゃ整いそうですね!

ちなみに登壇中にシェアしていただいたURLもこちらに貼っておきます。

四万十OUCHIサウナ
https://peraichi.com/landing_pages/view/shimantosauna/

四万十町でサウナと食を堪能する
https://shimanto-sauna.jp/

 

さいごに

懇親会では参加者の皆様にも一言づつお話していただくなど、オンラインでの開催となりましたが、とても良い交流ができたような気がします。

まだまだコロナの終息は見えず暗い話題が多い昨今ですが、今回登壇してくださった皆様や参加してくださった皆様からは沢山の元気をいただき、また明日から頑張ろうという気持ちになりました。

登壇者の皆様、ご参加くださった皆様、ありがとうございました!!


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